曽宣 曾宣

演義 魏 Zeng Xuan증선

プロフィール
職業演武将所属魏 異説
登場演収録
実在架空言及

人物紹介

曽宣は演義第112回に登場する、寿春城を守っていた将である。呉軍と合流した諸葛誕は司馬昭に大敗して寿春に入り、城門を閉ざして固く守っていたが、城内の人心が離れると、司馬昭は四方から一斉に城を攻めさせ、このとき曽宣が北門を献じて魏軍を城内に入れた。 演義 第112回 §1–3 · 14–15

魏軍がすでに入ったことを知った諸葛誕は、麾下の数百人を率いて城内の小道から抜け出そうとしたが、吊橋のたもとで胡奮に斬られた。演義で曽宣の名が出るのはこの一か所だけである。 演義 第112回 §15

演義全120回のうち第112回の1回にのみ登場し、回目に名が見える回はない。陳寿の本文の諸葛誕伝は、大将軍が自ら包囲に臨み、四方から兵を進めて太鼓を打ち鳴らし一斉に城に登ると、城内に敢えて動く者はなかったと記すだけで、城門を献じた将は挙げておらず、曽宣の名は陳寿の本文にも裴松之の注にも見えない。 演義 第112回 §15正史 魏書 巻28 §41–42

演義の描写

演義第112回で司馬昭は、諸葛誕が呉軍と合流して決戦に来ると聞き、呉軍は利のために助けているのだから利で誘えばよいという鍾会の言に従い、軍への褒賞の品と牛・馬・驢馬・騾馬を陣の四方に集めておかせた。呉の将朱異と文欽を左右に置いた諸葛誕がまっすぐ進むと、南の兵は野に満ちた牛馬を争って取り合って戦う気を失い、石苞・州泰の伏兵と王基・陳騫の精兵が襲いかかって諸葛誕は大敗した。諸葛誕は敗残兵を率いて寿春に入り、城門を閉ざして固く守った。 演義 第112回 §1–3

司馬昭は南門の大道は空けておこうという鍾会の言に従って王基に南門の兵を引かせ、呉の将於詮が全懌・全端・文欽らとともに兵1万を率いて南門から城に入った。外の朱異は王基・陳騫に敗れて孫綝に斬られ、孫綝は建業へ帰った。魏に降った全端の子全禕の書状を受け取った全懌は、全端とともに数千人を率い、城門を開いて出て降伏した。決戦を勧めて叱責された謀士の蒋班と焦彝も城を越えて降り、秋から冬まで長雨が降らず淮水はあふれなかった。 演義 第112回 §4–11

城内の兵糧が尽きると、文欽は北方の兵をすべて城外に出そうと言って諸葛誕に斬られ、その子の文鴦と文虎は城壁から飛び降りて魏の陣へ行き降伏した。司馬昭は鍾会の諫言に従って二人を偏将軍とし関内侯に封じ、二人が城を巡って早く降れと叫ぶと、城内の者はみな降伏しようとした。諸葛誕はこれを聞くと、昼夜自ら城を巡視し、殺すことで威を示した。 演義 第112回 §12–14

鍾会が城内の人心はすでに変わったので今こそ城を攻めるべきだと言うと、司馬昭は大いに喜び、三軍を励まして四方から一斉に攻めさせた。このとき城を守っていた将の曽宣が北門を献じ、魏軍を城内に入れた。諸葛誕は麾下の数百人とともに小道から突破しようとしたが吊橋のたもとで胡奮に斬られ、西門では於詮が降伏を拒んで戦死した。寿春に入った司馬昭は諸葛誕の三族を滅ぼし、捕らえられた諸葛誕の部下数百人は諸葛公とともに死にたいと言って、ついに一人も降伏しないまま皆殺された。 演義 第112回 §15–16 · 18–19

3KDEX執筆(検収前) — 段落末の表示は、根拠となった正史の巻・演義の回のその節へつながる。

能力値

陳寿『三国志』本文に記録がないため、演義の点数のみです。

統率武力知力政治魅力徳処世文芸弁舌用人
演義
  • 統率38
  • 武力40
  • 知力38
  • 政治38
  • 魅力35
  • 徳20
  • 処世58
  • 文芸33
  • 弁舌35
  • 用人35
各項目100点

項目別の根拠

  • 統率演38

    演城を守る将でありながら城門を開いた第112回 §15

  • 武力演40推定

    演直接の記録なし — 寿春の守将としての役割から推定第112回 §15

  • 知力演38推定

    演直接の記録なし — 寿春の守将としての役割から推定第112回 §15

  • 政治演38推定

    演直接の記録なし — 寿春の守将としての役割から推定第112回 §15

  • 魅力演35推定

    演直接の記録なし — 寿春の守将としての役割から推定第112回 §15

  • 徳演20

    演守っていた城の北門を献じて魏軍を入れた第112回 §15

  • 処世演58

    演人心が変わると城門を献じて魏についた第112回 §15

  • 文芸・学術演33推定

    演直接の記録なし — 寿春の守将としての役割から推定第112回 §15

  • 弁舌・外交演35推定

    演直接の記録なし — 寿春の守将としての役割から推定第112回 §15

  • 識人・用人演35推定

    演直接の記録なし — 寿春の守将としての役割から推定第112回 §15

演義 推定 直接の記録がなく、事績から採点した値(根拠等級C)

3KDEX採点 — 正史は陳寿『三国志』本文、演義は『三国志演義』120回本文が根拠。根拠の表示を押すと原文リーディングのその節へ移動します。

演義の登場回(1回)

登場登場なし 登場回の一覧 →

所属の変遷

  1. 魏 異説 · 演義 · 「守将曾宣献了北门,放魏兵入城」 · Q124657225