張尚

演義 Zhang Shang장상张尚

プロフィール
職業演武将所属
登場演収録
実在架空言及

人物紹介

張尚は演義第120回に登場する晋の将である。晋の大都督杜預が江陵へ進むと、呉主孫皓は伍延・陸景・孫歆を三路に出す。杜預があらかじめ長江を渡らせて巴山に潜ませておいた周旨の兵が城上で火を挙げて孫歆を斬ると、船上から江南岸の火と杜預の旗を見た陸景は驚いて陸に上がり命拾いしようとするが、張尚が馬を駆けて来て彼を斬る。 演義 第120回 §33 · 38–40

演義全120回のうち第120回の1回にのみ登場し、名が回目に入った回はない。晋の将張尚は陳寿の本文と裴松之の注には登場しない。陳寿の本文の陸遜伝は、天紀4年(280)2月癸亥の日に陸景も殺害されたと記すだけで、誰が殺したかは明らかにしない。陳寿の本文に見える同名の張尚は張紘の孫で、孫皓の時に侍中・中書令となったのち、建安へ送られて船を造らされ、久しくしてそこで誅殺された呉の臣である。 演義 第120回 §40正史 呉書 巻13 §88–89正史 呉書 巻8 §9–10

演義の描写

演義第120回で、晋主司馬炎は羊祜の言に従って杜預を鎮南大将軍・都督荊州事とし、杜預の上表を受けると彼を大都督として兵10万を率いて江陵へ進ませる。龍驤将軍王濬らも長江に舟を浮かべて東へ下り、水陸の兵は20余万、戦船は数万艘に及ぶ。 演義 第120回 §28 · 33–34

知らせを聞いた呉主孫皓は丞相張悌の言に従い、車騎将軍伍延を都督として江陵へ送り杜預を迎え撃たせ、中常侍岑昏の計のとおり、長江沿いの要所ごとに鉄の鎖を張り渡して塞ぎ、水中に鉄の錐を打ち込ませる。 演義 第120回 §35–37

杜預は牙将周旨に水夫800人を与えて小舟でひそかに長江を渡らせて巴山に伏兵させ、翌日水陸並進する。呉主が伍延を陸路に、陸景を水路に、孫歆を先鋒として三路から迎え撃たせると、杜預は最初に交戦するとすぐ退き、上陸して追ってきた孫歆を四方から襲って大いに破り、周旨の兵800は逃げる呉軍に紛れ込んで城上で火を挙げる。 演義 第120回 §38–39

驚いた孫歆は退こうとして周旨に斬られる。船上から長江南岸の火の手と、巴山の上の「晋鎮南大将軍杜預」の旗を見た陸景は大いに驚き、陸に上がって命拾いしようとするが、晋の将張尚が馬を駆けて来て彼を斬る。伍延も城を捨てて逃げたところを伏兵に捕らえられて杜預に斬られ、杜預は江陵を得る。演義で張尚の名が見えるのはこの一節だけである。 演義 第120回 §40–41

3KDEX執筆(検収前) — 段落末の表示は、根拠となった正史の巻・演義の回のその節へつながる。

能力値

陳寿『三国志』本文に記録がないため、演義の点数のみです。

統率武力知力政治魅力徳処世文芸弁舌用人
演義
  • 統率45
  • 武力58
  • 知力35
  • 政治33
  • 魅力35
  • 徳42
  • 処世38
  • 文芸31
  • 弁舌31
  • 用人31
各項目100点

項目別の根拠

  • 統率演45推定

    演直接の記録なし — 晋の将という役割から推定第120回 §40

  • 武力演58

    演馬を駆けて来て呉将陸景を斬った第120回 §40

  • 知力演35推定

    演直接の記録なし — 晋の将という役割から推定第120回 §40

  • 政治演33推定

    演直接の記録なし — 晋の将という役割から推定第120回 §40

  • 魅力演35推定

    演直接の記録なし — 晋の将という役割から推定第120回 §40

  • 徳演42推定

    演直接の記録なし — 晋の将という役割から推定第120回 §40

  • 処世演38推定

    演直接の記録なし — 晋の将という役割から推定第120回 §40

  • 文芸・学術演31推定

    演直接の記録なし — 晋の将という役割から推定第120回 §40

  • 弁舌・外交演31推定

    演直接の記録なし — 晋の将という役割から推定第120回 §40

  • 識人・用人演31推定

    演直接の記録なし — 晋の将という役割から推定第120回 §40

演義 推定 直接の記録がなく、事績から採点した値(根拠等級C)

3KDEX採点 — 正史は陳寿『三国志』本文、演義は『三国志演義』120回本文が根拠。根拠の表示を押すと原文リーディングのその節へ移動します。

演義の登場回(1回)

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