謝雄

演義 蜀 Xie Xiong사웅谢雄

プロフィール
職業演武将 · 裨将所属蜀
登場演収録
出生演? 推定出身地
死去演228年 推定死去地
死因演戦死 推定
実在架空言及

人物紹介

謝雄は演義第97回に登場する蜀漢の裨将である。蜀漢の建興6年(228)秋9月、魏の曹休が陸遜に大敗したのち、諸葛亮は再び魏を討とうと出陣するが、陳倉城を二十日余り攻めても破ることができない。魏の先鋒大将王双が救援に来ると、諸葛亮は先鋒大将の魏延を出さずに改めて迎え撃つ者を問い、裨将謝雄が声に応じて進み出たので、兵3千を与えて送り出す。 演義 第97回 §1 · 15 · 28–29

謝雄は進むうちに王双と出会い、三合も戦わぬうちに王双の刀の一撃で斬り割られて死ぬ。演義120回のうち第97回の1回にのみ登場し、名が回目に入った回はない。陳寿の本文にも裴松之の注にも見えない。陳寿の本文の後主伝は、建興6年冬、諸葛亮が散関に出て陳倉を包囲したが兵糧が尽きて退き、追撃してきた魏の将王双を迎え撃って破り、その首を斬ったと記すだけで、謝雄の名はない。 演義 第97回 §31正史 蜀書 巻3 §9

演義の描写

演義第97回は、蜀漢の建興6年(228)秋9月、魏の都督曹休が石亭で東呉の陸遜に大敗するところから始まる。諸葛亮が再び上表すると後主は出師を命じ、諸葛亮は精兵30万を起こして魏延に前部先鋒を総督させ、まっすぐ陳倉の道の入口へ急ぐ。魏主曹叡は王双を虎威将軍・前部大先鋒に封じ、曹真を大都督とする。 演義 第97回 §1 · 15–17

魏延が何日攻めても陳倉城を破れず、城を守る郝昭と同じ隴西の人である部曲の靳詳が二度訪ねて降伏を勧めるが、郝昭は弓を向けて退ける。諸葛亮は雲梯百台と衝車で城を攻め、廖化に地下道を掘らせるが、郝昭は火矢と葛の縄に通した石、重ねた濠で防ぎ、昼夜攻防を続けること二十日余りを経ても破る計がない。 演義 第97回 §18–24 · 26–28

諸葛亮が陣営の中で憂いに沈んでいると、東から「魏先鋒大将王双」と書いた旗の援軍が到着したとの知らせが来る。魏延が行くと名乗り出るが、諸葛亮は先鋒大将は軽々しく出てはならないと言って、改めて誰か迎え撃つ者はいるかと問い、裨将謝雄が声に応じて進み出ると、兵3千を与えて送り出す。続いて裨将龔起にも兵3千を与えて送り出し、城内の郝昭が打って出てくるのを恐れて、軍馬を20里退かせて陣営を構える。 演義 第97回 §29–30

謝雄は兵を率いて進むうちにちょうど王双と出会い、三合も戦わぬうちに王双の刀の一撃で斬り割られて死ぬ。蜀軍が敗走すると王双が追ってきて、迎え撃った龔起もわずか三合で斬られる。驚いた諸葛亮は廖化・王平・張嶷を出すが、張嶷は偽って逃げる王双を追ううちに流星錘を背に受け、王双が兵を駆って大いに打ち破ったので、蜀軍の死傷者は非常に多い。 演義 第97回 §31–32

血を吐いて戻った張嶷が、王双は陳倉城外に重城を築いて固く守っていると知らせると、諸葛亮は将二人を失い張嶷まで傷ついたのを見て、姜維に別の計を問う。姜維の言に従い、諸葛亮は王平と李恢に街亭の小道を、魏延に陳倉の入口を守らせ、馬岱を先鋒として小道から斜谷に出て祁山を目指して進軍する。演義で謝雄の名が出るのは、この回の二つの節だけである。 演義 第97回 §29 · 31 · 33–34

3KDEX執筆(検収前) — 段落末の表示は、根拠となった正史の巻・演義の回のその節へつながる。

能力値

陳寿『三国志』本文に記録がないため、演義の点数のみです。

統率武力知力政治魅力徳処世文芸弁舌用人
演義
  • 統率38
  • 武力28
  • 知力35
  • 政治33
  • 魅力35
  • 徳55
  • 処世33
  • 文芸31
  • 弁舌33
  • 用人33
各項目100点

項目別の根拠

  • 統率演38推定

    演直接の記録なし — 蜀の裨将としての二節の記録から推定第97回 §29第97回 §31

  • 武力演28

    演王双と三合も戦えず刀の一撃で死んだ第97回 §31

  • 知力演35推定

    演直接の記録なし — 蜀の裨将としての二節の記録から推定第97回 §29第97回 §31

  • 政治演33推定

    演直接の記録なし — 蜀の裨将としての二節の記録から推定第97回 §29第97回 §31

  • 魅力演35推定

    演直接の記録なし — 蜀の裨将としての二節の記録から推定第97回 §29第97回 §31

  • 徳演55推定

    演直接の記録なし — 王双を迎え撃つと自ら名乗り出たことから推定第97回 §29

  • 処世演33推定

    演直接の記録なし — 蜀の裨将としての二節の記録から推定第97回 §29第97回 §31

  • 文芸・学術演31推定

    演直接の記録なし — 蜀の裨将としての二節の記録から推定第97回 §29第97回 §31

  • 弁舌・外交演33推定

    演直接の記録なし — 蜀の裨将としての二節の記録から推定第97回 §29第97回 §31

  • 識人・用人演33推定

    演直接の記録なし — 蜀の裨将としての二節の記録から推定第97回 §29第97回 §31

演義 推定 直接の記録がなく、事績から採点した値(根拠等級C)

3KDEX採点 — 正史は陳寿『三国志』本文、演義は『三国志演義』120回本文が根拠。根拠の表示を押すと原文リーディングのその節へ移動します。

演義の登場回(1回)

登場登場なし 登場回の一覧 →

所属の変遷

  1. 蜀 · 演義 · 演義 第97回 「裨将谢雄应声而出」 · Q85883778