郭恩
| 職業 | 正演その他 | 所属 | |
|---|---|---|---|
| 登場 | 正演 | 収録 | |
| 実在 | 実在 | 言及 | 正15回 |
人物紹介
郭恩は、管輅の父が利漕の官吏であったとき利漕に住んでいた民である。兄弟三人がみな足の萎える病にかかると、管輅にその原因を筮で占わせ、管輅が一家の墓の中の女の亡霊の恨みを語ると、涙を流して罪を認めた。正史には独立した伝がなく、方技伝の管輅の条に二度登場する。 正史 魏書 巻29 §57 · 64
演義には第69回にだけ登場し、全120回のうち1回に現れ、名が回目に入った回はない。許芝が曹操に管輅の神妙な占いを語って聞かせる話の中で、足の萎える病にかかった三兄弟の件として登場する。 演義 第69回 §3 · 6–7
正史の記録
管輅の父が利漕の官吏であったとき、利漕の民郭恩の兄弟三人がみな足の萎える病にかかった。郭恩が管輅にその原因を筮で占わせると、管輅は、卦の中にその家の墓があり、墓の中に女の亡霊がいて、伯母でなければ叔母であろうと言った。昔、飢饉の世に彼女の数升の米を欲しがった者が彼女を井戸の中に突き落とし、うめき声を上げると大きな石を押し落として頭を砕いたので、孤独な魂が恨み苦しんで自ら天に訴えたのだという。そこで郭恩は涙を流して罪を認めた。 正史 魏書 巻29 §57
管輅がまた郭恩の家に行ったとき、一羽の鳩が飛んで来て梁の端にとまり、ひどく悲しげに鳴いた。管輅は、老人が一人東から豚一頭と酒一壺を持ってやって来て、主人は喜ぶだろうが小さな事故があるだろうと言った。翌日、果たして占ったとおりに客が来た。郭恩は客に酒を控え、肉を慎み、火に気をつけさせたが、鶏を射て料理を作ろうとしたところ、矢が木の間で跳ね返って数歳の女の子の手に当たり、血が流れたので皆が驚き恐れた。 正史 魏書 巻29 §64
演義の描写
演義第69回で曹操が病にかかると、許芝は曹操に神卜管輅を知っているかと尋ね、その事績を詳しく語る。その話の中で、郭恩という民の兄弟三人がみな足の萎える病にかかって管輅に占いを請う。管輅は、卦の中にその家の本墓の中の伯母か叔母である女の亡霊が見えると言う。昔、凶作の年に数升の米を欲しがって彼女を井戸に突き落とし、大きな石で頭を押し砕いたので、孤独な魂が天に訴え、兄弟がこの報いを受けているのであり、祈禱して退けることはできないと言う。郭恩らは涙を流して罪に服する。 演義 第69回 §2–3 · 6–7
演義と異なる点
話の位置:演義第69回で郭恩の件は、許芝が曹操に管輅を紹介する話の中に出てきて、許芝は管輅の父が琅邪即丘の県長を務めたと言う。正史の方技伝では、管輅の父が利漕の官吏であったとき、その地の民郭恩が管輅に占わせた件として記されている。 演義 第69回 §3 · 6正史 魏書 巻29 §57
占いの言葉:演義第69回の管輅は、兄弟の病がその報いであって祈禱で退けることはできないと付け加え、女が井戸の中で声を上げたことは言わない。正史の管輅は、女が井戸の中でうめき声を上げると大きな石を落として頭を砕いたと言い、孤独な魂が恨んで天に訴えたと述べるだけである。 演義 第69回 §6–7正史 魏書 巻29 §57
鳩の占い:正史の方技伝には、管輅が再び郭恩の家に行き、鳩の鳴き声から客と小さな事故を言い当てた件がある。演義第69回で郭恩が登場するのは、足の萎える病の占いだけである。 正史 魏書 巻29 §64演義 第69回 §6–7
3KDEX執筆(検収前) — 段落末の表示は、根拠となった正史の巻・演義の回のその節へつながる。
能力値
正史(陳寿『三国志』本文)の点数が基準です。演義が同じ人物をどう描き直したかを項目ごとに比べ、二つの原典の根拠で違いを説明します。
- 統率3131±0
- 武力3131±0
- 知力3636±0
- 政治3131±0
- 魅力3535±0
- 徳2222±0
- 処世4240−2
- 文芸3333±0
- 弁舌3333±0
- 用人3333±0
演義が作った能力値 — 正史と異なる点 差が10点以上
10点以上の差がある項目はありません — 演義も正史とほぼ同じように描いています。
近い項目 10件 — 根拠を見る
正直接の記録なし — 利漕の民であることから推定魏書 巻29 §57
演直接の記録なし — 管輅に占いを請うた民であることから推定第69回 §6
正直接の記録なし — 利漕の民であることから推定魏書 巻29 §57
演直接の記録なし — 管輅に占いを請うた民であることから推定第69回 §6
正直接の記録なし — 利漕の民であることから推定魏書 巻29 §57
演直接の記録なし — 管輅に占いを請うた民であることから推定第69回 §6
正直接の記録なし — 利漕の民であることから推定魏書 巻29 §57
演直接の記録なし — 管輅に占いを請うた民であることから推定第69回 §6
正直接の記録なし — 利漕の民であることから推定魏書 巻29 §57
演直接の記録なし — 管輅に占いを請うた民であることから推定第69回 §6
正管輅の占いが、昔の飢饉の折に一族の女が井戸で殺されたことを明かすと、泣いて罪を認めた魏書 巻29 §57
正管輅の言葉どおり、客に酒・肉・火を慎ませた魏書 巻29 §64
演直接の記録なし — 管輅に占いを請うた民であることから推定第69回 §6
正直接の記録なし — 利漕の民であることから推定魏書 巻29 §57
演直接の記録なし — 管輅に占いを請うた民であることから推定第69回 §6
正直接の記録なし — 利漕の民であることから推定魏書 巻29 §57
演直接の記録なし — 管輅に占いを請うた民であることから推定第69回 §6
正直接の記録なし — 利漕の民であることから推定魏書 巻29 §57
演直接の記録なし — 管輅に占いを請うた民であることから推定第69回 §6
正史 演義 推定 直接の記録がなく、事績から採点した値(根拠等級C)
3KDEX採点 — 正史は陳寿『三国志』本文、演義は『三国志演義』120回本文が根拠。根拠の表示を押すと原文リーディングのその節へ移動します。
演義の登場回(1回)
登場登場なし 登場回の一覧 →