徐康
| 登場 | 演 | 収録 | |
|---|---|---|---|
| 出生 | 出身地 | 潁川郡 推定 | |
| 実在 | 架空 | 言及 |
人物紹介
徐康は演義第36回に名だけが出てくる徐庶の弟である。曹操がどうすれば徐庶を帰順させられるかと問うと、程昱は、徐庶はこの上なく孝行で、幼くして父を亡くし老母だけがいるが、いまその弟徐康がすでに死んで老母を養う者がいないと言い、その母を欺いて許昌に連れて来させ、手紙で息子を呼ばせるよう勧める。程昱が徐庶の母の筆跡をまねて偽造した手紙も、お前の弟康が死んだという言葉で始まる。 演義 第36回 §15 · 20–21
徐康自身は登場せず、演義120回のうち第36回の1回、二つの節にだけ名が出てきて、名が回目に入った回はない。徐康という名は陳寿の本文にも裴松之の注にも見えない。陳寿の本文の諸葛亮伝は、曹公に追撃されて撃破されたとき徐庶の母が捕らえられ、徐庶が老母を失って心が乱れたと言って先主に別れを告げ、曹公のもとへ行ったと記すだけである。 演義 第36回 §15 · 21正史 蜀書 巻5 §10–11
演義の描写
演義第36回で、曹仁は李典とともに許都に戻って将を失い兵を損なったことを申し上げ、誰が劉備のために計を立てたのかという曹操の問いに、単福の計であると答える。程昱は笑って、この人は単福ではなく潁川の徐庶で字は元直であり、単福は彼が借りた名にすぎないと言い、徐庶の才は自分より十倍まさると言う。 演義 第36回 §13–14
曹操がどうすれば彼を帰順させられるかと問うと、程昱は、徐庶は人となりがこの上なく孝行で、幼くして父を亡くし老母だけが家にいるが、いまその弟徐康がすでに死んで老母を養う者がいないと言う。そして人をやってその母を欺いて許昌に連れて来させ、手紙を書いて息子を呼ばせれば徐庶は必ず来ると勧め、大いに喜んだ曹操は人を遣わして夜を徹して徐庶の母を連れて来させる。 演義 第36回 §15–16
徐庶の母は劉備をおとしめる曹操を叱りつけて石の硯で打ちかかり、曹操が彼女を斬れと命じると程昱が止める。程昱は毎日ご機嫌をうかがい、徐庶と義兄弟の契りを結んだと偽り、物を贈るたびに自筆の手紙を添えて徐庶の母の返書を手に入れる。彼はその筆跡をまねて家書を一通偽造し、腹心に持たせて新野県の「単福」のもとへ送る。 演義 第36回 §17–20
徐庶が開いて見た手紙は「近ごろお前の弟康が死に、目を挙げても親族一人いない」で始まり、曹丞相が自分を欺いて許昌に連れて来て獄に入れたが、程昱らの助けで免れたので、お前が降伏すれば死を免れることができると続く。手紙を読み終えた徐庶は涙を泉のように流しながら玄徳を訪ね、自分の本当の名を明かし、母が捕らわれているので力を尽くすことができないと言って別れを告げる。徐康の名は、これ以後演義に二度と出てこない。 演義 第36回 §21–22 · 24
3KDEX執筆(検収前) — 段落末の表示は、根拠となった正史の巻・演義の回のその節へつながる。
能力値
陳寿『三国志』本文に記録がないため、演義の点数のみです。
- 統率31
- 武力31
- 知力38
- 政治35
- 魅力35
- 徳45
- 処世35
- 文芸35
- 弁舌31
- 用人31
項目別の根拠
演直接の記録なし — 徐庶の弟ですでに死んだという言及のみ第36回 §15
演直接の記録なし — 徐庶の弟ですでに死んだという言及のみ第36回 §15
演直接の記録なし — 徐庶の弟ですでに死んだという言及のみ第36回 §15
演直接の記録なし — 徐庶の弟ですでに死んだという言及のみ第36回 §15
演直接の記録なし — 徐庶の弟ですでに死んだという言及のみ第36回 §15
演直接の記録なし — 徐庶の弟ですでに死んだという言及のみ第36回 §15
演直接の記録なし — 徐庶の弟ですでに死んだという言及のみ第36回 §15
演直接の記録なし — 徐庶の弟ですでに死んだという言及のみ第36回 §15
演直接の記録なし — 徐庶の弟ですでに死んだという言及のみ第36回 §15
演直接の記録なし — 徐庶の弟ですでに死んだという言及のみ第36回 §15
演義 推定 直接の記録がなく、事績から採点した値(根拠等級C)
3KDEX採点 — 正史は陳寿『三国志』本文、演義は『三国志演義』120回本文が根拠。根拠の表示を押すと原文リーディングのその節へ移動します。