韓福

演義 Han Fu한복韩福

プロフィール
職業演文官 · 洛陽太守所属
登場演収録
死去死去地演洛陽県
死因演戦死 推定
実在架空言及

人物紹介

韓福は演義第27回に登場する洛陽太守である。丞相の命を奉じて洛陽を守り、往来する間者を取り調べているとして、通行証を持たずに二人の嫂の車を護って行く関公を阻む。牙将孟坦の計略どおり、孟坦が偽って負けて関公を誘い出す間に門口に隠れて矢を放ち、関公の左腕に命中させるが、すぐさま突進してきた関公の刀に頭と肩をもろともに斬られる。 演義 第27回 §21–25

演義全120回のうち第27回の1回にのみ登場し、名が回目に入った回はない。その回目は「漢寿侯五関斬六将」で終わり、洛陽は関公が東嶺関の次に通る関所である。陳寿の本文にも裴松之の注にも登場しない。 演義 第27回 §17 · 21 · 51

演義の描写

演義第27回で、関公は二人の嫂を車に乗せて護り、河北の兄を訪ねて洛陽へ道をとる。東嶺関では、丞相の通行証がなければ家族を人質に残して行けと言う孔秀を一合で斬り、孔秀が自分を害そうとしたので殺したと曹丞相に伝えよと兵たちに言う。 演義 第27回 §17–20

関公が二人の夫人の車を護って洛陽へ向かうと、早くも一人の兵が洛陽太守韓福に知らせる。韓福が急いで諸将を集めて協議すると、牙将孟坦は、丞相の通行証がないのならひそかに通ろうとしているのであり、阻まなければ罪を問われると言い、韓福は、関公は勇猛で顔良と文醜も彼に殺されたのだから、力で立ち向かわず計略で捕らえねばならないと言う。孟坦は、鹿角で関所の入口を塞いでおき、自分が偽って負けて関公を誘い出せば韓福がひそかに矢を射かけ、関公が落馬したら捕らえて許都へ護送しようという計略を出す。 演義 第27回 §21–22

韓福は弓を引き絞って矢をつがえ、人馬1千を率いて関所の入口に並び、来るのは何者かと問う。関公が漢寿亭侯であると名乗って道を借りたいと言うと、韓福は曹丞相の通行証はあるかと問い、事が繁多で受け取っていないという答えに、自分は丞相の命を奉じてこの地を守り、往来する間者を取り調べているのだから、通行証がないのなら逃亡であると言う。関公は、東嶺関の孔秀はすでに自分に殺された、お前も死にたいのかと怒る。 演義 第27回 §22–23

韓福が誰かあれを捕らえる者はいないかと言うと、孟坦が双刀を振るって出るが、三合も戦わずに逃げ出す。しかし関公の馬が速く、一刀のもとに真っ二つにされる。関公が馬を止めて戻ってくると、門口に身を隠していた韓福が力いっぱい放った矢が関公の左腕にまともに当たる。関公は口で矢を抜き、血が止まらないまま韓福めがけて突進して兵たちを蹴散らし、逃げ遅れた韓福は関公の刀に頭と肩をもろともに斬られて落馬する。関公は絹を裂いて傷を縛り、夜通し汜水関へ向かう。 演義 第27回 §24–26

汜水関を守る卞喜は関公を出迎え、関公が孔秀と韓福を斬った事を話すと、殺したのは正しいと言うが、関の前の鎮国寺に刀斧手を隠しておき、関公の刀に死ぬ。その次の滎陽では、韓福と姻戚の間柄である滎陽太守王植が、関公が韓福を殺したと聞いて、ひそかに関公を害することを謀る。 演義 第27回 §26–27 · 32–33

3KDEX執筆(検収前) — 段落末の表示は、根拠となった正史の巻・演義の回のその節へつながる。

能力値

陳寿『三国志』本文に記録がないため、演義の点数のみです。

統率武力知力政治魅力徳処世文芸弁舌用人
演義
  • 統率40
  • 武力45
  • 知力45
  • 政治42
  • 魅力35
  • 徳45
  • 処世40
  • 文芸33
  • 弁舌35
  • 用人33
各項目100点

項目別の根拠

  • 統率演40

    演人馬一千で関所を塞いだが、孟坦が斬られて崩れた第27回 §22第27回 §24

  • 武力演45

    演ひそかに放った矢で関公の左腕を射たが、すぐに斬られた第27回 §24第27回 §25

  • 知力演45

    演力では敵わぬので計略で捕らえようと言い、誘い出しの計を用いた第27回 §21第27回 §22

  • 政治演42推定

    演直接の記録なし — 洛陽太守としての役割から推定第27回 §21

  • 魅力演35推定

    演直接の記録なし — 洛陽太守としての役割から推定第27回 §21

  • 徳演45推定

    演直接の記録なし — 洛陽太守としての役割から推定第27回 §21

  • 処世演40推定

    演直接の記録なし — 洛陽太守としての役割から推定第27回 §21

  • 文芸・学術演33推定

    演直接の記録なし — 洛陽太守としての役割から推定第27回 §21

  • 弁舌・外交演35推定

    演直接の記録なし — 洛陽太守としての役割から推定第27回 §21

  • 識人・用人演33推定

    演直接の記録なし — 洛陽太守としての役割から推定第27回 §21

スペシャル — 才能 演義 +10

  • 弓術

    演熟達 +10 門口に隠れて放った矢で関公の左腕を射た第27回 §24

演義 推定 直接の記録がなく、事績から採点した値(根拠等級C)

3KDEX採点 — 正史は陳寿『三国志』本文、演義は『三国志演義』120回本文が根拠。根拠の表示を押すと原文リーディングのその節へ移動します。

演義の登場回(1回)

登場登場なし 登場回の一覧 →

関連事件(1)

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